パートナーとの関係がラクになる「3つのフリ」 無理しそうなときは「体のちがい」を受け止める

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たとえば、骨格や筋力からいえば、男性のほうが圧倒的に強い。でも、精神的には女性のほうが強い部分もあると感じます。

女性は骨盤の中に子宮を持ち、子どもを産み育てる機能を持っていますから、肝っ玉かーさん的な強さがDNAとして備わっているのかもしれません。

生き方や性格はそれぞれの自由であり個性ですが、このように体の機能としてちがいがあるのは事実です。であれば、それを前提として人間関係をつくるほうが自然ではないでしょうか。

女性の体に関わる仕事を20年ほどつづけてきて私が思うことは、男性と女性には生まれながらに歴然としたちがいがあり、それぞれにしかできない役割があるということです。

言葉にすると当たり前のことなのですが、現代人は男女ともにそれを忘れている人が多いような気がします。

もちろん、昔のように女性が社会的に認められず、男性の付属品として扱われていたような時代に逆行したいとは微塵も思いません。

ただ、互いにそのちがいを自覚することで、もっと自由な「お互いさま」という優しい関係性が育めるのではないかと思うのです。相手がやって当然、というような決めつけにとらわれない、ラクな関係性が生まれてくるような気がしています。

そこで、私がパートナーに対してついがんばりすぎてしまう方におすすめしているのは、無理しそうになったら、「3つのフリ」で自分にラクさせてあげる作戦です。

パートナーとの関係がラクになる「3フリ」

私が新入社員の頃、4つ上にすごく仕事ができる女性の先輩がいました。その方は結婚されていたのですが、毎日残業するし、出張には行くし。それでも楽しそうに働いていました。

給与も待遇も男女差がない会社で、がんばって肩肘張って働いているような雰囲気の女性が多い中、彼女だけはとてもしなやかに見えたものです。

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