東武線「埼玉・千葉の県境付近」の4駅に何がある? アーバンからパークへ、藤の牛島―七光台間

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東武アーバンパークライン 七光台駅
東武アーバンパークラインの七光台駅。商業施設がある西口は「アーバン」の雰囲気が漂う(筆者撮影)

東武鉄道野田線が「東武アーバンパークライン」という愛称を持ったのは、2014年のことだ。つまり、もう10年経った。最初の頃は、ピンとこないだのなんだのと言われていた「アーバンパークライン」だが、いまやすっかり定着したといっていいだろう。

「アーバン」から「パーク」の風景に

そんなアーバンパークラインに、大宮駅から乗るとしよう。大宮は、もちろんアーバンだ。大都会だ。そこから少しずつのどかさも垣間見えつつ、岩槻を経て春日部へ。春日部は、大が付くかどうかはともかく都会であることは間違いない。東武スカイツリーラインと交差する要衝の地点で、目下高架化工事の最中だ。

【写真】東武アーバンパークラインで春日部の東、日中も10分間隔で電車が走る単線区間、藤の牛島から七光台の各駅には何があるのか?

そうして春日部駅を出てから、ようやくパークの雰囲気が色濃くなってくる。古利根川を渡って、藤の牛島駅へ。この駅は、特別天然記念物に指定されている藤花園(牛島の藤)の最寄り駅で、駅名もそこからいただいた。相対式ホームのうち、出入り口があるのは南側。その小さな駅前広場には、藤棚がある。もちろん牛島の藤にちなんだものだ。

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