歩道と車道の境に段差が設けられていない、昔ながらの駅前広場。駅の脇からは、小さな路地商店街が続いている。周辺はのんびりした住宅地で、アーバンからパークへと移り変わるその途中ということが感じられる。東武柏駅管区七光台駅長の井野和美さんが「近くには牛島公園という大きな公園もあるんです」と教えてくれた。
藤の牛島駅を出ると中川を渡り、田園地帯の趣も強くなる中を東へ走る。そしてまた、町が大きくなってきたかと思ったら、南桜井駅に着く。
「南桜井駅の近くでは東武グループのソライエ南桜井というマンションを開発中で、駅前にスーパーもあるような住宅地ですね。ここにも公園がたくさんあるんです。庄和総合公園もアスレチックがあって大きな公園です」(井野駅長)
江戸川の河川敷ではゴールデンウィークに春日部大凧あげ祭りも行われる。10万人は来場するような、大規模イベントだとか。
かつての庄和町の中心駅
この駅は、現在では埼玉県春日部市にあるが、かつては庄和町の中心駅だった。目の前に大きなスーパーのある北口とは反対の南側は東武スポーツクラブがあって駅舎とも直結。スポーツクラブの正面にちょっとした広場も設けられている。
その先は、いかにも歴史のありそうな細い道。これはきっと、目抜き通りの商店街か何かだったのだろう。庄和町の商店街である。
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