元TVアナ「シングルファーザー」になり知った現実 妻を病気で亡くした清水健さんが語る「難しさ」

ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
(写真:Woman type編集部)

「無理せずに、がむしゃらに」これは僕の座右の銘なんですが、人間、がむしゃらにやらなきゃいけない時ってあると思うし、がむしゃらに働けるってすごく幸せなことだと思うんです。

ただ、ちゃんとガス抜きができなきゃ、がむしゃらにはできないんですよね。僕の会社員時代の一番の失敗がこれです。

弱音を吐きながら、できないことは「できない」と言いながら、助けてほしい時は「助けて」と言いながら、がむしゃらに働ける。そんな場所は必ずあると思うので、ぜひ見つけてほしい。

もしかしたら、今いる場所だってそうかもしれない。一度弱音を吐いてみたら、周りの人たちは「なんだ、そうだったのか」って受け止めてくれるかもしれません。

自分一人で100点を出せなくても、周囲の人たちの手を借りながら100点にできるなら、それはすごく幸せなことだと思います。

世の中は、自分が思ってるよりも優しいし、広い。ゆっくり、あせらずに探してほしいなと思います。

書籍情報

笑顔のママと僕と息子と973日間』(小学館)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

笑顔のママと僕と息子の973日間(小学館)

乳がんで亡くなった妻・奈緒さん。

そのとき生後112日だった息子。

関西の人気キャスター“シミケン”が退社を決断し、前を向いて歩き始めるまでの973日間──。

取材・文・編集/光谷麻里(編集部)

Woman typeの関連記事
元フィロソフィーのダンス・十束おとはがアイドルからキャリアコンサルタントへ転身。「“諦める”以外の選択肢はきっとある」
引っ越し30回、趣味で宅建取得、日課は物件チェックな女性が「仕事は金融一筋」な理由
本に狂わされた文芸評論家・三宅香帆が「好き」を貫いて探し当てた「自分らしく生きるための答え」

『Woman type』編集部

「Woman type」は、キャリアデザインセンターが運営する情報サイト。「キャリア」と「食」をテーマに、働く女性の“これから”をもっと楽しくするための毎日のちょっとしたチャレンジをプロデュースしている。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事