「ネットには匿名性も必要」と平野啓一郎が思う訳 メタバースでの「思いがけない差別」に教育的価値

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さまざまな先端テクノロジーを作品のカギとして描いてきた平野啓一郎氏(撮影:今井康一)
2024年11月に公開された映画『本心』。近未来の日本を舞台に、最新技術を使って生前そっくりの母をバーチャルに”再生”させた息子が、ついに聞くことのできなかった母の「本心」を探ろうとする物語だ。
原作の著者の平野啓一郎氏は、これまでもさまざまな先端テクノロジーを作品のカギとして登場させている。サイバーパンクな世界観ではなく、メタバースやAI(人工知能)が「今ある日常」にどう溶け込んでいくのか、綿密に描いてきた。
そうした作品を書き続けてきた背景や、技術進化が人々の生活・内面に及ぼす影響について、平野氏の考えをじっくり聞いた。
※記事の内容は東洋経済のインタビュー動画「【作家・平野啓一郎】日常に溶け込むテクノロジーを描く理由/「裏アカ」「匿名性」が必要な場面もある/先端技術は人間存在を脅かすのか」から一部を抜粋したものです。外部配信先では動画を視聴できない場合があるため、東洋経済オンライン内、または東洋経済オンラインのYouTubeでご覧ください。
ディレクション:桑島圭佑、撮影:長良将史、照明:高木陽春、編集:橋本真吾
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