「選挙圧勝」でも次期トランプ政権は簡単じゃない なんと共和党は「労働者の政党」になっていた?

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ここから先はお馴染みの競馬コーナーだ。10日は京都競馬場でエリザベス女王杯(芝コース・距離2200メートルで行われるG1)が開催される。

「古馬の最強牝馬決定戦」とは言うものの、本当に強い牝馬は秋の天皇賞(10月27日)やジャパンカップ(11月24日)、あるいは他の海外G1に向かうので、例年頭数は多いけれどもメンツは今ひとつ、てなこともある。今年もG1馬が2頭だけという寂しい顔ぶれだ。

エリザベス女王杯は「あの4歳牝馬」に大波乱を期待

それでもこのレース、2019年のラッキーライラック、2018年のリスグラシュー、2015年のマリアライトなど、それまでG1に手が届かなかった馬が4歳秋にここで勝利すると、その後は一気に開花するという「踏み台」的なレースになっている。

リスグラシューなんて宝塚記念と有馬記念を勝っているのだから立派なものだ。あいにく2021年のアカイイト、2022年のジェラルディーナはその後パッとせずに引退しているけどね。

ということで、この秋にブレイクしそうな4歳馬を探すことにしたい。筆者の狙い目は昨年の3着馬ハーパー(7枠14番)だ。このところ2桁順位の大敗が続いて人気は落ち目だが、そこは大器晩成型のハーツクライ産駒。ブリンカー効果と鞍上の武豊騎手(この秋絶好調)に期待してみたい。大荒れ期待で、ここから幅広く流してみよう。

相手には人気になりそうなレガレイラ(4枠7番)、スタニングローズ(6枠11番)、重賞未勝利ながら好調のホールネス(1枠1番)を。新潟記念で覚醒した感のあるシンリョクカ(4枠8番)と、ご贔屓のライラック(1枠2番)もちょっとだけ買っておきたい。

※ 次回の筆者は小幡績・慶應義塾大学院教授で、掲載は11月16日(土)の予定です(当記事は「会社四季報オンライン」にも掲載しています)

かんべえ(吉崎 達彦) 双日総合研究所チーフエコノミスト

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Kanbee

吉崎達彦/1960年富山県生まれ。双日総合研究所チーフエコノミスト。かんべえの名前で親しまれるエコノミストで、米国などを中心とする国際問題研究家でもある。一橋大学卒業後、日商岩井入社。米国ブルッキングス研究所客員研究員や、経済同友会代表幹事秘書・調査役などを経て2004年から現職。日銀第28代総裁の速水優氏の懐刀だったことは知る人ぞ知る事実。エコノミストとして活躍するかたわら、テレビ、ラジオのコメンテーターとしてわかりやすい解説には定評がある。また同氏のブログ「溜池通信」は連載500回を超え、米国や国際政治ウォッチャー、株式ストラテジストなども注目する人気サイト。著書に『溜池通信 いかにもこれが経済』(日本経済新聞出版社)、『アメリカの論理』(新潮新書)など多数。競馬での馬券戦略は、大枚をはたかず、本命から中穴を狙うのが基本。的中率はなかなかのもの。

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