米国の大統領選挙はわずか4週間の期間に曲折し、ひっくり返り、そしてリセットされた。投票まで残りわずか100日ほど。最終コーナーを回ったところで、米国民は本当のレースを開始した。
魅力的な競争に変化
選挙戦が始まった当初から大統領ジョー・バイデンに関する有権者の最大の懸念は年齢だった。6月27日のテレビ討論会でさらした醜態は、そうした懸念を裏打ちするものとなったようだ。バイデンの支持率は大きく落ち込んだが、対立候補ドナルド・トランプの不人気ぶりに助けられ、壊滅的というほどの深手にはならなかった。トランプが多少なりとも「標準的」な候補だったら、失点ははるかに大きくなっていたに違いない。
この記事は有料会員限定です。
ログイン(会員の方はこちら)
有料会員登録
東洋経済オンライン有料会員にご登録いただくと、有料会員限定記事を含むすべての記事と、『週刊東洋経済』電子版をお読みいただけます。
- 有料会員限定記事を含むすべての記事が読める
- 『週刊東洋経済』電子版の最新号とバックナンバーが読み放題
- 有料会員限定メールマガジンをお届け
- 各種イベント・セミナーご優待
トピックボードAD
有料会員限定記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら