そんな渋谷らしい、若者の集う施設にあるフードコートが、今回訪問した「FOOD HALL」である。
訪問したのは午後5時ごろ、宮下公園同様に客層が一般的なフードコートよりもとにかく若い。そして、女性が多い印象を受けた。
客席数に対し、店舗数は少なめ
全席数は300ほどでそこそこ多いのだが、それに対して店舗が少ない。
タコスなどメキシコ料理を提供する「TACO BELL」に韓国料理の「VEGEGO」、中華の「PANDA EXPRESS」とハワイ料理の「MAGURO MARKET」、さらにみんな大好きマクドナルドとフードドリンクスタンドの「VALUME」、6つのみである。
少ないとはいえ、ラインナップは非常にユニークで、かなり国際色豊か。多様性の街、渋谷らしいといえば、らしい。そんな中にあるマクドナルドが、何となく面白い。
日本にいればいたるところにある店舗の一方、そもそもはワールドワイドなチェーンであり、これも立派な「世界の味」といえよう。
ちょっと歩いて気になったことがある。普通のフードコートなら、布巾などが置いてある場所に、給水機も併設している。
しかし、このFOOD HALLには、見た限り公共の給水機がない。
掲示物には長くても1時間で出るように、といった旨の内容も書いており、すわ「排除フードコートか」と思ったものの、早計。実はフードコートとしてではなく、多くの店舗が給水機を用意しているスタイルだった。
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