仕事でうまくいきたいなら「類人猿」から学べ

ゴリラ上司とボノボ部下が分かり合うには

類人猿分類の生みの親である岡崎和江さん(左)と、社内外の類人猿分類セミナーを一手に担う岡崎真悟さん(右)の親子に話を聞きました
6月にテレビ東京系「ガイアの夜明け」で紹介されて以来、14期連続2ケタ増収という快進撃に注目が集まる広島の食品スーパー「エブリイ」。原動力となっているのは、人材をゴリラ、オランウータン、チンパンジー、ボノボの4タイプに分類する、「類人猿分類」と呼ばれる性格分類法だ。
この手法、実際の職場ではどんな風に役立てられるのだろう? 「類人猿分類」の発案者である岡崎和江氏と、社内外で行う類人猿分類セミナーを一手に担う岡崎慎吾氏親子に、話を聞いた。ぜひ皆さんも「類人猿診断」をやってから読んでみてほしい。

 

――そもそも、どういうきっかけで類人猿に目をつけられたのでしょう?

岡崎和江氏(以下、岡崎(和)):まず、大型類人猿のDNAがかなり人間と近いということから興味を持ちました。そして図書館に行っていろいろな本を読んだり、実際に動物園に行って観察したりするうちに、どんどん彼らのファンになってしまって。

よく見ていると、ちょっとしたトラブルの解決法なんかで、種による「違い」が見えてきて、これを人間のタイプ分けにも使えるのではないか考え始めました。それからもっと専門書を読んだり、飼育頭数が多い海外の広い動物園で観察したりして、研究を進めました。

最後きちんとした形式をつくるときには、「人間の心理」のほうの専門家である精神科医の名越康文先生にお力をいただいて、今の「類人猿分類法」という人間関係を改善するためのツールが出来上がりました。

毎回、びっくりするくらい盛り上がる

――「職場」という場所に生かせると考え始めたのはいつごろですか?

岡崎真悟氏(以下、岡崎(真)):それはエブリイで社内研修を始めてからですね。その前にも、知り合いを集めては2~3時間、類人猿分類の話をしてみて、「こんな質問をするとタイプ別の特徴が出るな」というような情報を蓄積して、2009年から本格的に社内研修として始めたのです。

――その段階からかなり手応えがあったのでしょうか?

岡崎(和):もう、当初からものすごくありました。

岡崎(:毎回、びっくりするくらい盛り上がるんですよ。

次ページ自分と同じ感覚の人は「少数派」と知ろう
ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • iPhoneの裏技
  • 岐路に立つ日本の財政
  • 賃金・生涯給料ランキング
  • 最新の週刊東洋経済
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
地銀 最終局面<br>首相が追い込む崖っぷち

遅々として進まなかった地銀再編。しかし菅義偉首相は明確に踏み込みました。全国の地銀はどう動くのか、現状を徹底取材。今後起こりうる地銀再編を大胆予測。さらにビジネスモデルや行員の働き方にも注目し、地銀が生き残る道について探りました。

東洋経済education×ICT