ハロウィンの日の投資は「儲かりやすい」の真相 クリスマスに次ぐ経済規模となったハロウィン

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また年を越えてお正月や年度末、そして新年度を迎えるまで、なにかと「物入り」な時期です。個人の消費が盛り上がる時期なので、景気を刺激する要因となり、それを受けて株価も上がりやすくなるのです。

であれば、年末に向けて消費が盛り上がりそうな年ほど、高いハロウィン投資の効果が期待されるでしょう。

「消費が盛り上がりそうか」の予想には、実際に、その年のハロウィンの盛り上がりがどのくらいなのかが参考になります。ハロウィンの経済効果は1000億円を大きく上回ると言われています。

さまざまなハロウィンイベントの開催だけでなく、魔女、おばけやカボチャにちなんだコスプレやグッズなどのハロウィン関連商品の販売。さらに、ハロウィンにちなんで様々な商戦が繰り広げられます。今では、ハロウィンはバレンタインデーを抜いて、クリスマスに次いだ経済規模となりました。

こうした背景により、ハロウィンの盛り上がりがハロウィン投資と関連するのです。

「コスプレ」はどれほどGoogle検索されたのか

そこで、データで確認しました。物事が世間でどの程度、話題になっているのかを知るには「Googleトレンド」がよく使われます。Googleで特定のワードがどれほど検索されてきたかの推移がわかるものです。

ハロウィンの盛り上がりについては実際に「コスプレ」のワード検索を使いました。単純にハロウィンのワード検索でもある程度の盛り上げりはわかりますが、コスプレはハロウィンの準備のための出費とも関連が強いからです。人々の財布のひもが緩ければ、コスプレにもお金をかけられる余裕があるので、消費面での盛り上がりをとらえるならコスプレのほうがいいでしょう。

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