ZOZO、主催する米国ゴルフツアーから撤退?の真相 創業者前澤氏の鳴り物入りで始まり今年6年目

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2021年の大会で優勝を飾った松山(写真:Atsushi Tomura/Getty Images)

さて、このZOZOチャンピオンシップだが、大会は6年契約でスタートしており、来年以降の開催についてはまだ何も発表されていない。

日本の男子ゴルフツアー人気が低迷しているなかで、この大会は多くのギャラリーを集めている。実際、2023年に日本で開催された男子ゴルフツアーのなかでは、最多の2万9752人というギャラリー数だった 。

それだけ魅力的な大会ということだ。

選手にとってもまたとないチャンス

また、この大会には前週の日本オープンの日本男子ツアー(JGTO)賞金ランキング8位までの選手に出場資格が与えられているほか、この大会で優勝すれば、翌年のPGAツアーの出場資格や、マスターズなどのメジャー出場権も獲得できる。

昨今、日本人選手がPGAツアーへチャレンジできるハードルが高くなっているなか、またとないチャンスである。

この大会の今後はどうなってしまうのか。主催者の1つZOZOのマーケティング本部ゴルフ事業部ディレクター、畠山恩氏に取材した。

畠山氏は日本で開催されるZOZOチャンピオンシップ成功のために、毎年ほかのトーナメントに顔を出し、選手、エージェントに対して「秋のスケジュールはどうなっているか」「日本のファンが待っている」などと、アプローチしている。

24日から始まっているZOZOチャンピオンシップ(写真:筆者撮影)
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