「困難だらけ」のゴルフがパラアスリートに向く訳 障害者の大会で知る「楽しさだけじゃないもの」

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
第29回日本障害者オープンゴルフ選手権「グランプリの部」で優勝した吉田隼人選手(写真:筆者撮影)

障害者ゴルファー日本一を決める第29回日本障害者オープンゴルフ選手権が、麻生飯塚ゴルフ倶楽部(福岡県)で開催された。

細かいルールはいろいろあるが、「グランプリの部」のほか、「車いすの部」「片マヒの部」「女子の部」など10部門に、総勢69名が参加した。

ドライバーの平均飛距離は290ヤード

グランプリの部の優勝は、過去3勝している障害者ゴルフの第一人者、吉田隼人選手(41歳)。23歳の時に交通事故で右大腿部を切断した。

2日間で6オーバー、2位に12打差をつけて優勝した。ドライバーの平均飛距離は290ヤードを誇る。ちなみに同じ年代のアマチュア男性ゴルファーの飛距離は、220ヤードほどだ。

今大会のグランプリの部には、パラリンピック出場経験のあるパラアスリートが4名出場していた。なぜ、彼らはゴルフ競技に出るのか、それぞれのパラアスリートに話を聞いた。

関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事