数字に強い人なら一瞬!「約数の理解」を計る問題 ほとんどの数に「約数が偶数個ある」のはなぜか
6や8のような数は、6は「1×6」の他に「2×3」、8は「1×8」の他に「2×4」とあらわせます。このとき、6の約数は「1・2・3・6」、8の約数は「1・2・4・8」の各4個となり、これも偶数です。
12は「1×12」「2×6」「3×4」になりますから、「1・2・3・4・6・12」で6個となり、偶数個になるわけです。
「◯×■」の形で表せる個数が1つのパターン(1×「その数」)しかなければ約数は2個、2つのパターンなら4個、3つのパターンなら6個となっていきます。
そう考えると、100までの数の約数は、ほとんどが偶数個あるのです。
約数が奇数個なのは、どんな場合か
ではこの問題の答えを求めるために、逆のことを考えてみましょう。約数の個数が奇数になるのは、どんなときでしょうか?
これは、「◯×■」の形で表したときに、○と■が同じ数の場合ですね。例えば、4や9を考えてみてください。4は「1×4」の他に「2×2」、9は「1×9」の他に「3×3」となります。
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