木村石鹸「自己申告型給与制」に込めた会社の願い 「being(ありのまま)の価値」も評価したい

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親孝行制度
毎年4月は「親孝行強化月間」とし、社員たちに「親孝行に使ってね」と1万円を支給している。この風習は先代のころから始まった(写真:木村石鹸)

「beingの価値」を組織の中でどう位置づけ、理解していくか。これが今後の組織づくりのカギとなりそうです。

個々人の可能性や価値を高める「覚悟の交換」

人を評価するとき、他人と比較しない。比較するとしたら、その当人の「過去」と。そう決めています。

木村石鹸で働く従業員たち
組織は「人」でできている、という信念のもと、小さな会社だからこそ、社員一人ひとりと向き合ってきた(写真:木村石鹸)
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