
【1本目】「仕方なく」家業を継いだ男性に起きた心境の変化
【2本目】木村石鹸「自己申告型給与制」に込めた会社の願い(本記事)
【3本目】「万人向けでない」と明言のシャンプー人気のなぜ
【4本目】木村石鹸「非効率な」固形石鹸づくり再開の物語
「beingの価値」が会社を強くする
木村石鹸では、自身の給与を自分で提案する「自己申告型給与制度」という、ちょっと変わった制度を採用しています。
この自己申告型給与制度では、未来に対しての自分の貢献内容と、その貢献内容に見合う給与額を社員一人ひとりが自ら提案します。となると、給与額を上げるには、何か新しい取り組みや新しい役割を提案しないといけなくなる。

でも、新しい取り組みをするでもない、新しい役割を担うでもない、今やっていることを続けていくだけ、つまり、ただそこに「いる」ことに価値がある人もいるんじゃないかと思うんです。
その人がいるだけで場の雰囲気が和んだり、心理的安全性が高まったり。そんな人には誰もが気軽に相談できるので、組織の問題やトラブルに早く気づける。
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