味も使い勝手も外さない、お勧め「お弁当冷食」6選 手軽さだけじゃない!"安心・安全"のメリットも

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

また、お弁当には保冷剤を必ずつけることを強く言いたいです。

ポイントは、保冷剤の置き場所。フタの上に保冷剤を置いて、クロスで包むようにしましょう。冷気は上から下に流れていく性質があるので、上に置くことでお弁当全体を冷やす効果が高くなります。

凍ったまま入れられる冷凍食品なら、保冷剤代わりになるのでは? と思うでしょうが、残念ながらなりません。冷凍食品には糖分や塩分などが含まれているため、凝固点という凍る温度が低く、溶けやすい。商品サイズも小さいので、お弁当全体を冷やす効果は非常に弱いのです。

保冷剤は溶けづらく、長時間保冷効果を保つようにできているので、お弁当の持ち運びには保冷剤を活用しましょう。

「お弁当に冷凍食品は手抜き」はもう古い!

冷凍食品は、その利便性から多くの家庭で愛用されてきました。しかし、お弁当に冷凍食品を使うことに、ひと昔前は「手抜き」「栄養不足」などのイメージがあったかもしれません。

しかし、今は冷凍食品の品質やバリエーションは大幅に進化し、栄養を補ったり彩りを加えたりしながら、満足度の高いお弁当を作れる“強い味方”として評価されています。

2024年にニチレイフーズが行った「お弁当事情に関する調査」では、お弁当を作ってもらう人に「冷凍食品が使用されていると手抜きだと思うか」という質問には、84.8%が「手抜きだと思わない」と回答。特に若い世代でその割合が高く、消費者は冷凍食品に対する罪悪感を持たずに使うようになっていることがわかります。

出典:ニチレイフーズ調べ(週に1回以上、身近な人にお弁当を作ってもらう10代~60代の男女を対象にしたWebアンケート調査/回答者数:1720人/期間:2024年3月15日~3月18日)※小数点以下を四捨五入。合計しても 100%にならない場合があります。

外食やコンビニ弁当に頼ってばかりでは、どうしても栄養が偏りがちですし、ランチ代も気になります。そんな問題を解決してくれる1つの方法が、手作りのお弁当。料理に自信がない人でも、冷凍食品を使うことで、満足度の高いお弁当を作れます。

ぜひ、冷凍食品を上手に取り入れながら、日々のお弁当作りを楽しく、効率的に行ってみましょう!

西川 剛史 冷凍生活アドバイザー

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

にしかわ たかし / Takashi Nishikawa

ベフロティ株式会社代表取締役。高校生のころから冷凍食品に興味を持ち、冷凍食品会社に就職。冷凍食品の商品開発などの経験を生かし、現在は冷凍専門家として活動。冷凍王子としてテレビ番組「マツコの知らない世界」「ヒルナンデス!」など、その他テレビ、雑誌などに多数出演。
年間約1000品の冷凍食品を試食し、累計1万品以上の冷凍食品を実食した経験と商品開発の経験から、冷凍食品開発コンサルタントとしても活動。
著書は「いますぐ食べたい!冷凍食品の本」(自由国民社)、「冷凍王子の冷凍大全」(サンマーク出版)。Youtube「冷凍チャンネル」を開設。
さらに冷凍の資格講座として「冷凍生活アドバイザー養成講座」を開講。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事