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いつの間にか「"LUUP"急拡大」の知られざる裏側 「まず創業者がしたことは…」入山章栄氏が解説

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  • 入山 章栄 早稲田大学ビジネススクール教授
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安定して必ず納期を守る、顧客からクレームが来たら即座に対応する、コンプライアンスを徹底する……などがそれにあたる。

これらを地道に継続することで、次第に社会的信用を得て、取引を増やし、投資や銀行融資を増やしていくのだ。

「ロビイング」はベンチャーの成功に欠かせない

時にベンチャー企業は、政治家、行政、メディアなどを巻き込むことも必要になる。これらのプレイヤーは、企業が「社会的正当性(レジティマシー)」を得るうえで、大きな役割を果たすからだ。

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特に政治家や行政に民間企業が積極的に働きかけることを「ロビイング」という。

日本では「ロビイング」という言葉に、官民癒着のような薄暗いイメージを持つ方もいるかもしれない。しかしアメリカではロビイングは一大産業であり、ベンチャーの成功に欠かせないのだ。

たとえばUberは、2015年時点で世界中で250人のロビイストを雇っていた。民泊サービスのAirB&Bは、800万ドルの予算を投じてロビイストを契約していた。

他方、日本の起業家のあいだでは、ロビイングの重要性が十分に理解されていない印象を私は持っている。

実際、日本では専業のロビイストの数が少なく、私の認識では全員で数十名程度である(少数なので、彼ら彼女らは互いに頻繁に情報交換をしているようだ)。

しかし、ロビイングは「社会的正当性」を得る手段として非常に有用であり、今後の日本のベンチャー産業の成長にますます重要になるだろう。

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