あの石神秀幸が「麻辣湯」チェーンを営む深い理由 中国のローカルフードを、なぜ手掛けるように?

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商品にこだわり、「まもなく販売開始」から2~3年経過

今年からは自宅で楽しめる麻辣湯「おうちでチーパオ」の販売をスタートした。

自宅で楽しめる麻辣湯。構想から18年かかった商品だ(筆者撮影)

なんとこの商品は発売まで18年もかかっている。オープン当初から発売する予定はあったが、なかなか着手できず、コロナ禍の時短営業の頃に開発した。

Instagramで「まもなく販売開始」と書いたものの、そこから納得のいく商品ができるまでさらに2~3年もかかってしまった。お取り寄せ商品は冷凍・冷蔵のものが多く、買っておいてもすぐに冷蔵庫がパンパンになってしまうので、常温で半年以上保存できるものを開発し、こちらも人気だ。

「神の舌」を持つ、石神さんをこれだけ虜にした麻辣湯。これからさらに火が付き、日本中にブームが起こることは間違いない。

「神の舌」を持つ、石神さんのセカンドキャリアから目が離せない(筆者撮影)
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井手隊長 ラーメンライター/ミュージシャン

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いでたいちょう / Idetaicho

全国47都道府県のラーメンを食べ歩くラーメンライター。「東洋経済オンライン」「マイナビニュース」「AERAdot.」等の連載のほか、コンテスト審査員、番組・イベントMCなどで活躍中。近年はラーメンの「1000円の壁」問題や「町中華の衰退事情」、「個人店の事業承継」など、ラーメン業界をめぐる現状を精力的に取材。テレビ・ネット番組への出演は「羽鳥慎一モーニングショー」「ABEMA的ニュースショー」「熱狂マニアさん!」「5時に夢中!」など多数。その他、ミュージシャンとして、サザンオールスターズのトリビュートバンド「井手隊長バンド」や、昭和歌謡・オールディーズユニット「フカイデカフェ」でも活動。著書に「できる人だけが知っている 『ここだけの話』を聞く技術」(秀和システム)がある。

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