“代名詞になるようなサービス”を生み出していきたい--村上太一・リブセンス社長(第4回・最終回)

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--今後のイメージをお聞かせください。

会社は60歳までずっとやっていくつもりです。東京都知事の石原慎太郎さんなんかを見ていると、70歳代後半くらいまで何かできるのかなと思ったりもしますが(笑)。

正直言って60歳になったときのことはイメージしきれませんが、「圧倒的ナンバーワン」か「オンリーワン」といえるようなウェブサービスが作れる会社になっていたいですね。
 
 今、当社は「文化となるウェブサービス」や「なくなったら悲しまれるサービス」をいかに作るかという思いで事業に取り組んでいます。経営理念の実現方法としても「Your Best Products」という言葉を掲げていますが、ユーザーや企業などお客様にとって最高といわれるモノを追い続けていきたいです。

たとえば、「リクナビ」は「就職するならリクナビ」といった感覚で就活生に利用されていて、ある意味文化になっていますし、圧倒的ナンバーワンといえますよね。当社もジョブセンスなど今手掛けている領域で圧倒的ナンバーワンをとりたいですし、追求していけば1つの文化になると思っています。

オンリーワンに関しては、ツイッターやフェイスブックなど今までにない新しい価値を作っていけば文化になる。国内でオンリーワンになりつつあると思うのは、料理のレシピサイト「クックパッド」や飲食店の口コミサイト「食べログ」(カカクコム)です。

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