“代名詞になるようなサービス”を生み出していきたい--村上太一・リブセンス社長(第4回・最終回)

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 たとえば、「クックパッド」を「料理レシピサイト」と呼ぶ人はいません。「クックパッド」と呼ばれ親しまれています。そんなふうに、オンリーワンの軸では“代名詞になるようなサービス”を生み出していきたいと思っています。

分野は問いません。当社の開発力を活かし、圧倒的ナンバーワンかオンリーワンになれる領域に入っていくつもりです。

--世界に出て行くことは意識されていますか。

ネットサービスというものは、日本でいいものを作れば自然と国境を越えていくと思うんですよね。特に見ただけで理解できるような非言語系のサービスは自然と世界に広がっていきます。

たとえば「ピクシブ」という日本のイラスト共有サイトは、フランスや台湾でよく使われています。ユーチューブにアップされている海外の動画やCMなども見ているだけで面白い。言葉を介さないサービスには注目しています。

今の当社のサービスは言語系なので海外を意識したものではありませんが、今後世界でやっていくのであれば、やはり非言語系のサービスが柱になっていくでしょう。“文化としてつねにあるもののネット化”のようなサービスになるとは思います。

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