起業の準備を始めたのは高校3年生のとき、大学1年で起業しました--村上太一・リブセンス社長(第2回)

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 同じクラスの友達に「一緒にやらない?」と声をかけたり、友達にエンジニア指向の知人を紹介してもらったり。創業メンバーは私を含め4人ですが、そのうち2人はこのときに口説いています。

あとは高校時代にやったことといえば、「ドリームゲート」の起業イベントに最年少で参加したこともありますね。

--なぜIT系での起業を考えたのですか。ITバブルの影響があるんですか。

小資本でできるのでIT系がいちばん現実的かなと思ったんです。勢いがあるとは感じていましたが、ITバブルの影響はまったくありませんね。小さい頃からパソコンに慣れ親しんでいたというのはあるかもしれません。私の父はサラリーマンなんですが、祖父は経営者でした。
 
 私が小学校低学年の頃にその祖父が「これからはパソコンの時代が来るから買いなさい」と両親におカネをくれたんです。1995年くらいでしたか、20万円もくれました。

家族でビックカメラに行って富士通のパソコンを買いました。ゲームばかりしていましたが、それが私とパソコンとの出合いです。

祖父は、今回の上場にはある種感慨があるようです。

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