起業の準備を始めたのは高校3年生のとき、大学1年で起業しました--村上太一・リブセンス社長(第2回)

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--大学に行かずに起業する道はお考えにならなかったのですか。

早稲田大学の附属高にいたので、あまり考えずに大学へ進学しました。実は大学にはあまり行っていませんが(笑)、入ったからには卒業したほうがいいかなと思って卒業もしました。ただ、面白い人や優秀な人が集まりそうだなという期待はあり、人に会いに行くつもりで進学しました。
 
 政治経済学部を選んだのも、附属高から面白い人たちが進むケースが多かったから。実際、進学したことで起業メンバーの1人が見つかりましたし、今も親しくしている友達はたくさんいます。

ある日たまたま新聞で早稲田大学の「ベンチャー起業家養成基礎講座」を知りました。そこで行われるビジネスコンテストで優勝すると、特典としてオフィスを1年間無償で貸してくれるという。当時私はすでに早稲田大学への進学が決まっていたので、入学したらこの講座で絶対優勝するぞと思ったんです。

そういった経緯もあり、入学後はサイトのニーズを探るため街中にアンケートをとりにいったりして、ビジネスプランをひたすら練りました。そして講座に参加し、ジョブセンスの原型となるビジネスモデルを発表して優勝したんです。これを機に会社設立が現実のものとなりました。

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