シャオミ、日本で家電「31製品」も投入の超本気 スマホだけじゃない!ブランド認知に怒濤の展開

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QD-Mini LED技術は、OLEDに匹敵する高画質と高輝度、長寿命を両立させる新技術だ。512の独立調光ゾーンと1200nitsの高輝度により、高コントラストと豊かな色彩表現を実現。最大144Hzのリフレッシュレートに対応し、120Hzまでのアップコンバートに対応。スポーツ映像などを滑らかに表示できる。Dolby Vision IQ、Dolby Atmosにも対応している。55インチモデルで8万4800円(税込)という競争力ある価格設定も魅力だ。

より安価なテレビ「Xiaomi TV A Pro 2025シリーズ」と「Xiaomi TV A 2025シリーズ」も用意した。「TV A Pro 2025」は43、55、65、75インチの4サイズで、量子ドット(QKED)ディスプレイ技術を採用、約10億色の表現が可能となっている。Dolby Audio、DTS:X音響技術に対応し、もちろんGoogle TV搭載。「TV A Pro 2025」の43インチモデルは3万9800円(税込)からと、非常にお手頃価格で提供される。

よりベーシックな「TV A 2025」は55、65インチの2サイズで展開する4K HDRディスプレイのスマートテレビ。価格は55インチで5万4800円からと、これも破格だ。

リベンジの炊飯器

手ごろな価格帯で1人暮らし向け需要を狙う。市場想定価格は5980円(税込)(筆者撮影)

 Xiaomiが新たに発表した「Xiaomi 多機能炊飯器 1.5L」は、1人暮らしや少人数世帯向けのコンパクトな炊飯器だ。1.5Lモデルで3〜4杯ぶんのご飯を炊くことができる。ボタン類はガラス製タッチパネルで、スタイリッシュなデザインが特徴だ。

市場想定価格は5980円(税込)、8月28日より販売を開始する。Xiaomiの公式サイトやアマゾンなどで購入可能だ。

実は、これはXiaomiが炊飯器を日本で展開するのは二度目だ。2020年にアマゾン限定で「Mi IH炊飯器」を販売していたが、米の種類に合わせた炊き上がりを特徴としていたものの、日本向けのカスタマイズが不十分で販売数は振るわなかった。その経験を踏まえ、今回の製品はエントリー向けに特化。手ごろな価格を武器に、日本市場での挽回を図る。

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