こんな僕でも何とかなってきた、若い人には一生懸命頑張ってほしい--葉田順治・エレコム社長(第4回)

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 今、インドでは携帯電話が月に1000万台、スマホが200万台売れてるんですよ。しかもインドの通話料は1分1セント。携帯電話は持っているけど電気が通っていない村があるから、手回しの充電器を作ってくれなんてニーズもあって面白い。3Gの携帯電話も、採用した通信方式がいきなりLTEだったりしますからね。
 
 インフラ整備に関し、彼らは非常にアドバンテージがある。だから僕は「インドは90%出資して俺がやる!」と考えているわけです。ミドル層でも4億人いますから、彼らに弊社の商品を通してITレベルを上げてもらい、もっと快適に過ごしてほしいと思っています。

--お子さんは御社にいらっしゃるのですか。同族経営にする考えなんですか。

長男と二男は弊社にいます。2人とも他の社員と同じ扱いをしています。まだまだですね。僕は子育て中も今も彼らにちゃんと何かを教えたことがないので、そういう意味ではダメな父親です。やはり自分ではい上がってきてもらわないと。
 
 同族経営になるかは、今のところ半分半分ですね。彼らに適性があれば、という感じです。

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