孫文 その指導者の資質 舛添要一著
今から100年前の1911年、辛亥革命を成功させ、秦の始皇帝以来2000年以上も続いてきた専制君主制にピリオドを打ち、共和制を確立した中国の英雄・孫文。どんな人物だったのか、政治指導者としていかに優れていたのかに、孫文と交流があった日本人の証言など交えながら、迫っていく。
参議院議員で国際政治学者である著者は、孫文を決してめげない“失敗の英雄”と呼ぶ。辛亥革命を成し遂げるまでに、何度も革命に挫折。その数や10回以上である。しかし、孫文はつねに楽天的で前向き思考であり、絶対にあきらめることがなかったという。
孫文の姿を通して、いま求められるリーダー像をも探っている。
角川ONEテーマ21 760円
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