ビジネスマンのための「行動観察」入門 松波晴人著
欧米ではユーザーの利用方法を観察してデザインに生かしたり、職場での行動を観察して生産性の向上に生かす事例が増えている。勘と経験の側面が強かった現場をどう科学的に分析するか。米国で行動観察を学んだ著者はデータ化が困難な「経験」を科学するには、人間の行動を観察することが必要だと指摘する。
アンケートやインタビューといった従来の方法でわかるニーズは、顧客が自分で言語化した「顕在ニーズ」だけ。しかし顧客の行動をつぶさに観察していくと、彼ら自身も言語化できていない「潜在ニーズ」が浮かんでくる。マーケティングの世界で注目を集め始めた「行動観察」について、事例を挙げながらノウハウを教える。
講談社現代新書 798円
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