多発する「ゲリラ雷雨」予兆を知らせる3大サイン 「急な雨や雷」に見舞われたらどうすればいい?
台風の発生数と日本への接近数が最も多いのは8月、日本への上陸数が最も多いのは9月です。湿った空気が流れ込みやすくなる時期なので、引き続き、天気の急変に気をつけてください。
雷までの距離を調べる方法
雷雨の場合、雷との距離は、空がピカっと光ってからゴロゴロと音が聞こえるまでの時間差で計算できます。
<雷までの距離=光ってから音が聞こえるまでの秒数×340メートル>です。例えば、光ってから音が聞こえるまで3秒もかからなければ1キロくらいに迫っています。5秒なら2キロ以内、10秒かかれば約3.4キロ離れているということです。
ただ、雷雲 (かみなりぐも)の大きさは直径10キロくらいあることが多く、仮に落雷地点から数キロ離れていても、すでに雷雲の下にいるかもしれません。雷鳴が聞こえるのが大体10キロ以内なので、「雷鳴が聞こえたら危険」と捉えてください。
とくに、海や砂浜、屋外プール、グラウンドのような開けた場所や山頂など高いところは、人に落雷しやすく危険です。できるだけ早く頑丈な建物や車の中に避難しましょう。
天気が急変しやすい条件などはわかりますが、急な雨が降る場所を正確に予測するのは難しいです。例えば同じ東京23区でも、千代田区では激しい雷雨になり、隣の中央区では晴れている、というような局地的な現象だからです。
急な雨を早めに察知して対応できるように、「積乱雲が近づくサイン」を覚えておきましょう。
「雷の音が聞こえてきた」「真っ黒い雲が近づいてきた(空が急に暗くなってきた)」「急に冷たい風が吹いてきた」の3つです。
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