プロが教える「読めばお金に強くなる」厳選本3冊 人生というゲームでの「お金の扱い方」を学ぶ
1冊目は、お金が持つ「二面性」を学べる本です。
怪物なのかシステムなのか
お金というシステムの導入は、「みんながお互いのために働く社会に変わった」という良い面もありますが、その裏で大きな経済格差を生み出しています。
『資本論(まんがで読破 010)』では、資本主義という怪物の歯車に労働者がどのように組み込まれて「搾取」されてしまうのかが、まんがでわかりやすく説明されています。
そして、山崎元さんによる巻末の作品解説が、「社会・経済の仕組みを知らないと経済格差の不利な側にどんどん押しやられていく」というメッセージからはじまります。
有利な側、資本家になろうと考えて投資を始める人が増えていますが、ここで書かれているような社会や経済の仕組みを知らないと、必要のない投資商品を売りつけられて、気付かないうちに「搾取される側」にまわっていたりします。
貨幣のもつ「信用」について説明している箇所では、「信用のない人こそ、貨幣を持ちたがる」という本質を突く言葉にドキリとさせられます。




















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