「記憶力の低下」は加齢よりも「脳の栄養」を疑え 脳トレーナー推奨の「頭に効く」食材&食べ方

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・ステップ3  加工食品と添加された糖類を控える

加工食品と添加された糖類(食品の調理・加工段階で加えられる糖類)の多い食事を続けていると、認知機能の低下や神経変性疾患のリスク上昇につながることがわかっている。そうした食品の代わりに、脳に必要な栄養素をふんだんに含む未加工の自然な食べ物を選ぼう。

・ステップ4  腸の健康に気を配る

最近の研究で、腸の健康と脳機能は深く結びついていることが示されている。バナナ、葉物野菜、タマネギ、ニンニク、アーティチョークなど、(腸内の有用菌のエサになる)プレバイオティクスを豊富に含む食べ物と、ヨーグルト、ケフィア、ザワークラウトといったプロバイオティクスが豊富な食べ物を日々の食事に取り入れ、健康な腸マイクロバイオームを育てて、脳の機能を最適な状態まで高めよう。

・ステップ5  マインドフルに食べる

「マインドフルに食べる」とは、自分が食べるものや食べる行為に神経を集中させ、一口ひとくちを味わいながら、体の出すサイン(もっと食べたい、もう満腹だ、など)に耳を澄ませることを言う。この食べ方を実践すると、体に良い食べ物を自然と選ぶようになり、消化能力が上がり、食事をもっと楽しめる。

サプリメントを有効活用する

栄養素は加工されていない食品からとるのがベストだが、食事に制限があったり、特別な健康状態にあったりする場合、サプリメントが助けになるかもしれない。

健康管理の専門家に相談して、サプリメントを摂取しても問題ないかどうか、また自分の脳をケアするのに必要な栄養素はどれかを確認してほしい。

ジム・クウィック ブレインコーチ

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Jim Kwik

記憶力の改善、脳の最適化、加速学習の分野で知られる世界的エキスパート。幼少期に負った脳損傷により学習困難に悩まされるも、脳のパフォーマンスを劇的に高める手法を開発。以来、人々の真の能力と脳力を引き出す手伝いに人生を捧げている。脳コーチング歴20年以上。学生、高齢者、起業家、教育者から、ハリウッドの大物、プロスポーツ選手、政治主導者、ビジネス界の重鎮、法人顧客(グーグル、ヴァージン・グループ、ナイキ、ザッポス・ドットコム、スペースX、ゼネラル・エレクトリック、20世紀フォックスほか)、国際連合、カリフォルニア工科大学、ハーバード大学、シンギュラリティ・ユニバーシティなどの機関まで実績は多岐にわたる

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