人種対立激化のファーガソンで非常事態宣言 黒人射殺1年の集会で銃撃

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 8月10日、米ミズーリ州ファーガソンで黒人青年が白人警察官に射殺された事件の追悼集会で、警官に発砲した男が撃たれて重体となり、非常事態宣言が発令された。写真は警官に抗議するデモ隊。9日撮影(2015年 ロイター/RICK WILKING)

[ファーガソン(米ミズーリ州) 10日 ロイター] - 米ミズーリ州ファーガソンで黒人青年が白人警察官に射殺された事件から1年となった9日夜の追悼集会で、警官に発砲した男が撃たれて重体となり、当局は10日、周辺地域に非常事態宣言を出した。

男は18歳で、別のグループとの抗争を受けて駆け付けた警官らと銃撃戦になり、負傷して病院に搬送された。検察当局は、警察や車に発砲した容疑で男を訴追した。

一方、セントルイス郡は、市民などが危害を加えられる可能性があるとして非常事態宣言を発令。こうした事態を受けて、現地では再び緊張が高まっている。

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