現代自動車、成長の4要因、サムスン抜き韓国トップ企業に

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今年上半期、現代・起亜自動車(現代自)グループ上場9社の純利益は9兆1679億ウォンとなり、サムスン電子グループ(上場13社)の8兆1036億ウォンを上回った。これは、現代自グループの発足以来の快挙だ。第3四半期も純利益でサムスン電子を超える見通しで、国内ナンバーワン企業の座を1990年代以来、取り戻すことになる。

現代自グループは、今年末には海外に年328万台の生産基地を確保する計画。世界の自動車史上、最速で300万台を超す海外生産基地を構築することになる。国内生産分も含めると年産650万台体制。トヨタ自動車、GMに続き世界3位に浮上する。

さらに「2020年には世界のトップに」。そんな声もささやかれ始めた。先進国の自動車メーカーが伸び悩む中、現代自だけがなぜ右肩上がりの成長を遂げるのか。それには四つの要因が挙げられる。

まずは、ウォン安だ。為替差益による収益押し上げ効果が大きい。二つ目は、既存の先進国市場である欧米以外に、新興国市場での販売が好調なためだ。中国とインドでは09年からトップ3に入っている。

第三に購買パターンの変化だ。08年のリーマンショック以降、米国をはじめ先進国の消費者による新車購入時の価値基準が変わったのだ。過去の評判や高級ブランドに依存していた購買パターンが、「価格パフォーマンスの高い車」にシフト。苦戦していた現代自の米国での販売神話をつくり上げた。

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