タリバンの政治責任者が辞任を表明 新指導部をめぐって対立が強まる
[ペシャワル(パキスタン) 4日 ロイター] - アフガニスタンの反政府勢力タリバンの最高幹部の1人であるアガ幹部が4日、辞任を表明した。前最高指導者オマル師の死亡が明らかになって以降、タリバン内部では権力争いが激しくなりつつある。
タリバンは先月末、オマル師の後継者に序列2位のアクタル・マンスール師を選んだと発表。ただ、オマル師の死亡を2年以上隠していたとされるマンスール師に多くの幹部らが反発している。
和平交渉を担うためにドーハに設置された政治事務所の責任者だったアガ幹部は、オマル師の死亡を隠ぺいした決定について「関係した者たちによる歴史的な誤りだ」などと非難する声明を発表した。
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