デンソーがスマートフォンアプリのコンテストを開催、優秀賞に選ばれたのは?
iPhone4S発売で多くのガジェット好きが興奮したのが10月14日。その翌日の15日土曜日に、愛知県刈谷市ではスマホアプリに関連したイベントが行われた。デンソーが主催する「デンソー・スマートテック・コンテスト2011」の表彰式が行われたのだ。
コンテストでは、自動車に関連するスマホアプリを7月1日から9月10日まで幅広く公募した。期間中に、全国から261件の応募があり、5人の審査員(田中敏久・東京大学客員教授、岩田彰氏・名古屋工業大学大学院教授、夏野剛・慶應義塾大学特別招聘教授、通信・ITSジャーナリストの神尾寿氏、iPhoneアプリデザイナーの深津貴之氏)が審査を行った結果、賞金100万円のグランプリに該当する作品はなし。50万円の優秀賞が2つ、20万円のアイデア賞と技術賞がそれぞれ1つ、10万円の特別賞が1つ選ばれた。
優秀賞に選ばれたアプリは、「自動車に相乗りさせてほしい」と「相乗りさせても構わない」のマッチングを行う「クルックー」。青いハトと白いハトを用いたデザインが優れている点が高く評価された。もう1つの優秀賞に選ばれたのは、自動車が目的地に接近すると、待ち合わせ相手にメールで自動お知らせを行う「もうすぐ着くよ」だった。
■デザイナーなど3人組が開発した「クルックー」
自動車の揺れなどを記録し、クルマ酔いの予防を手助けをする「よわナビ」がアイデア賞、口コミなどを基に自分の趣味に合ったドライブプランづくりを支援する「トリッピーズ」が技術賞、動物等のキャラクターがヒッチハイクをするエンターテインメントアプリ「ノッケテ・キャラ・トーク」が特別賞に選ばれた。