デンソーがスマートフォンアプリのコンテストを開催、優秀賞に選ばれたのは?
コロンブスの卵
複雑なアプリが多い中で、極めてシンプルだったのが「もうすぐ着くよ」。夏野剛氏は「ありそうでなかったアプリ。コロンブスの卵のような発想」と開発者の奥谷修治氏を絶賛。「僕自身が今すぐに欲しいアプリ。ビジネスモデルとして成り立たせるためには、たとえばメールは無料だが電話は有料にするなどの工夫をすればいいと思う」とアドバイスも送っていた。
■シンプルなアプリ「もうすぐ着くよ」
デンソー自身もスマホアプリの開発に積極的に取り組んでいる。ブルートゥースを用いてiPhoneからカーナビの目的地設定をするアプリ「ナビコン」を2010年4月にリリースしている。このナビコンのAPIを活用すれば、第三者であってもカーナビと連携したアプリを作ることが可能。デンソーの周辺からは、クルマに関係したスマホアプリが次々に生まれてくることになりそうだ。
(山田 俊浩 =東洋経済オンライン)
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