自分は「努力を楽しめる」タイプかわかる質問8つ 努力を楽しめる人とそうでない人の差とは?

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「努力を楽しめる」タイプかチェック

あなた自身はどうでしょうか。既におおよそのところはわかっているかもしれませんが、より詳しく測定できる質問があるので見てみましょう。

「Work and family orientation scale(仕事と家族に関する志向についての尺度」の中の「Mastery」という項目が、達成動機の高さを測定するときによく使われています。Masteryは「熟達」という意味で、ここでは「自分の能力を高め、追求すること」を指しています。努力と密接な概念といえるでしょう。

「努力を楽しめる」タイプかどうかを確かめる8つの質問
①* やりがいがあって難しいことよりも、自信があってゆったり行えることをやりたい。
② 自分の所属する集団が何かの活動を行うとき、誰かの手伝いをしたり誰かにまとめさせたりするよりも、自分でやりたいと思う。
③* 難しくて考えさせられるゲームよりも、簡単にできて楽しいゲームのほうが好きだ。
④ 何か不得意なことをやるとき、得意なことに逃げるよりも、できるようになるまで頑張りたい。
⑤ 一度何かをやり始めたら、最後までやる。
⑥ 高いスキルを必要とする状況で働くのが好きだ。
⑦ できるとわかっている仕事をやるよりも、できるかわからない仕事を試してみることのほうが多い。
⑧ いつも忙しくしているのが好きだ。

それでは、上記のそれぞれの質問に、「1点=強く反対」「2点=やや反対」「3点=どちらでもない」「4点=やや賛成」「5点=強く賛成」の5段階で回答してみてください。*印(①と③)は逆転項目なので、「5点=強く反対」「4点=やや反対」「3点=どちらでもない」「2点=やや賛成」「1点=強く賛成」とします。

最高だと40点、最低だと8点で、点数が高いほど達成動機が高いということになります。

達成動機が高い人は、自分の能力を高め、目指すものに到達するための努力を惜しみません。周囲からは「いつも目標を持って頑張っている人」というイメージを持たれているに違いないでしょう。「努力を苦に思わない人」「常にチャレンジしている人」というタイプです。

一方、点数が低かった人は、努力を楽しいと思ったことはあまりなく、努力することを途中でやめてしまった経験があるかもしれません。

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