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ローソンに喰われる?!街のケーキ屋の危機をどうするか?《それゆけ!カナモリさん》

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  • 金森 努 青山学院大学経済学部非常勤講師
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■ウィーク・タイズで甦れ!洋菓子店

 戦い方の基本は顧客の個別認識の徹底だ。キーワードはかっこよくいうと、「ウィーク・タイズ(weak ties)」。

10年前ごろから、社会科学・言論の世界では、ソーシャル・キャピタル(社会関係資本)という言葉が頻繁に使われ始め、2010年には、NHKの「無縁社会−無縁死3万2千人の衝撃」の放送をきっかけに、朝日新聞が「孤族の国」という連載を始め、日本人がいかに孤独を感じているかという報道が目立っている。そして、2011年には首相官邸に、「一人ひとりを包摂する社会」特命チームまで誕生した。

はたして日本人は孤独なのか、そして孤独は国が面倒見ることなのか、いろいろなレイヤーで議論はあるものの、よく使われる統計を一つ示しておきたい。OECD比較で、日本は「社会的孤立の状況」でワースト国になっている(メキシコがなぜワースト2位?などこの統計は謎な部分もあるが、一応の傾向ということで)。

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そんな背景の中、最近注目されているのが、ウィーク・タイズだ。ゆるやかな(weak)、絆(ties)の意で、元々はキャリア論の中から出てきた概念ではあるが、人々の心理的健康やwell-beingを担保するものの一つとして、取り上げられることも多い。例えば親族、学校、職場、サークル、従来の地域などはストロング・タイズだが、概して風通しが悪く、同調圧力が強い。離脱にも様々なコストがかかるので、おのずから、「いい子」を演じ、「KY」を気にして、やっぱり「一人の方が気が楽だよな…」となりがちだ。

 

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