ソーシャルメディアマーケティング最前線《上》--進むソーシャルメディアマーケティング


 そのため、情報拡散を主としたブランド認知(広報/ニュース配信、イベントキャンペーン)や購買誘引(販売促進)、リアルタイムのコミュニケーションによる関係性構築(CRM/カスタマーサポート)などにおいて、特に効果を発揮するツールといえるでしょう。

■ブランド認知(広報/ニュース配信)における活用事例:デル広報本部

 デル日本法人の広報部が運用するツイッターアカウント(@DellPR_JP)では、製品情報をはじめとしてメディアに掲載された記事やレビューをピックアップして紹介しています。このアカウントでは基本的にデル社内アカウントとメディアのほかはフォローしていません。つまりユーザーとの双方向のコミュニケーションではなく、一方的な情報発信のためのアカウントとして運用されています。ちなみにデル日本法人ではこのアカウントのほかにも、中小企業や個人ユーザー向けカスタマーサポート用アカウント(@DellCaresJP)や販促目的のアウトレット用アカウント(@DellOutlet_JP)など、目的に合わせてアカウントを使い分けています。


■ブランド認知(イベントキャンペーン)における活用事例:クラシエフーズ フリスク「さわやかすぎる通勤プレゼントキャンペーン」

弊社が手掛けた、フリスク「さわやかすぎる通勤プレゼントキャンペーン」は、フリスクの新フレーバー「マスカットミント」の認知拡大を目的として実施された、ツイッタープロモーション×リアルイベント型のキャンペーンです。新商品の特性でもある「さわやかさ」を伝えるために、ウェブ上でフリスクが話題化する仕掛け作りが求められました。そこで活用されたのがツイッターです。

このキャンペーンでは、ツイッター上で「フリスク」とつぶやくだけで、「さわやかすぎる通勤(豪華朝食とプロのバイオリニストによる音楽演奏がついたリムジン送迎)」のプレゼントに応募できるという仕組みを設けました。

つぶやくだけ、という簡易性に加えて、「さわやかすぎる通勤」というプレゼント内容のインパクト、「通勤時のストレス軽減」という潜在的なニーズへの訴求が功を奏して、ツイッター上における「フリスク」のツイート(書き込み)数は、キャンペーン前に比べて、約20倍にも上りました。


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