「ベストレストラン」日本の店がTOP10に入るには 世界1位はスペインの店 日本の店で最高は15位

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「ディスフルタール」のメニューブックに掲載されている料理の一例(写真:筆者撮影)
「ディスフルタール」の料理
遊び心が感じられる「ディスフルタール」の料理(写真:筆者撮影)
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美しい「ディスフルタール」の料理の数々(写真:筆者撮影)

「『ディスフルタール』が1位というのは納得です。今回、主にかつての『エル・ブリ』中心メンバーが携わる店3軒で1カ月ずつ研修して来ましたが、その中でもクリエイティブという観点で段違いだったのが『ディスフルタール』でした。

『ディスフルタール』は『エル・ブリ』がかつて切り開いた、料理の見た目で味の想像がつかない、驚きと楽しさをもたらすコンセプトはそのままに、より美味しく、そしてより進化した少量多皿の料理を提供しています。

たいていの料理は僕らプロが見れば、奇抜に見えても、ネタ元がどこの何の料理かとか、どれくらいの手間がかかるかとかがおおよそわかるものです。だけど、ディスフルタールの料理はそういうものがまったくなくて、着眼点や発想力、センスがすごかった。そこそこセンスの良いシェフが10年、20年腕を磨いてできる次元のレシピではありませんでした。

『ディスフルタール』には料理開発のためのラボがあって、そこで100回でも200回でもテストを繰り返していました。それだけ人員の余裕もある店でした」(赤木さん)

順位はその国のレストランの存在感を象徴

このランキングに先立って、3カ月前の2024年3月に「アジアのベストレストラン50」が発表された。

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