吉野家「ワンコイン死守・487円朝食」の凄い安堵感 他社と比べると高めも、自助努力でお安く楽しめる

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「吉野家」の牛丼は牛肉にこだわり、穀物肥育の「ショートプレート」を使用しています。しっかりと強い味わいの赤身と、柔らかくとろける食感の脂身のどちらも、素材そのものがおいしい。牛小鉢にして食べるとその味わいはよりはっきりと感じられます。

黄金色に輝く玉ねぎ
透明になるまでしっかり煮込まれ、黄金色に輝く玉ねぎ(筆者撮影)

そこに透明になるほど柔らかく煮込まれた玉ねぎの甘味が加わり、秘伝のタレで、裏切らない日本人なら大好きな懐かしい味付けでまとめれば、大納得大満足の味わいになるのです。

小技の利いたみそ汁とサラダ

みそ汁はパッと見て「ネギとわかめだけか……ちょっとさみしいな」と思っていたのですが、みそ汁はちょっと濃いものの出汁の旨みがすごい。

みそ汁
一見するとネギとわかめだけですが、底にはアオサも入っているみそ汁(筆者撮影)

「なんだこりゃ、おいしいぞ」と思っていたら、底からアオサが出てきました。なるほど、食欲をそそる磯の香りはわかめだけでなく、アオサからも出ていたようです。

定番サラダ
昔ながらの定番サラダ(筆者撮影)
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