これが仕事をするうえでの会話となると、価値観や考えが異なる人と双方向で、なおかつ相互に理解するための会話になるということだけでなく、仕事を成し遂げるためということになりますので、話し方に加えて内容(コンテンツ)も大切になってくるわけです。
ですから仕事をするうえでは、話し方と話す内容の双方を鍛えることが求められ、そしてその両方において高いレベルの人が話す力のある人、と定義できます。
話し方は伝える手段であり、方法でもある
話し方とは、すなわち相手に伝える手段であり方法です。そのうえ、話す内容であるコンテンツが乗ってくるわけですから、当然、うまく話すためには両方が必要です。
店やネット上のプラットフォームを用意しても、そこに乗せるコンテンツがないと魅力的ではないでしょうし、その反対で、魅力的なコンテンツがあっても、それを伝えるプラットフォームなどの手段がなければ伝わらない可能性もあります。会話における手段とコンテンツの関係もそれと同様で、双方が必要なわけです。
ではコンテンツ、そして話し方をそれぞれどうやって鍛えるかですが、コンテンツのほうは学習や仕事を通じて、いかに多くの経験や知識を自分にインプットするかでしょう。
何をインプットすべきかはご自身のやる仕事内容、営業なのか管理部門なのかによって変わってくるかと思いますが、大切なことは仕事をするためのコミュニケーションなので、その仕事の内容であるコンテンツをしっかりと自分の中で理解し、整理して蓄積していく、ということです。
よく自分の中で引き出しを増やす、という言い方をしますが、やはり知識や経験は少ないよりも多いほうがいいわけです。自信を持って話せるか否かは、自分がしゃべっているコンテンツに対して自信があるか否かとほぼイコールです。
したがって、自分の仕事をするうえで求められる知識や経験は何か、そしてそれをどう効率的に自分のものにしていくか、ということを考えるべきなのです。
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