「正しい保険」は保険会社の"賢い社員"に学べ

プロが入っている保険はどういうものなのか

だから日本人は保険で損をする(写真:SAMURAI / PIXTA)

生命保険会社で働く社員はどんな保険に入っているのでしょうか。毎日、保険の仕事をしているのですから、普通の人たちより保険に詳しいはずです。そのような保険の専門家の加入の仕方がわかれば大いに参考になりそうです。

ところで保険会社で働いていると、保険の勧誘を受けることはほとんどありません。自宅の方へ保険セールスの人が訪問してくることは何度か経験しました。しかし、保険会社で働いていることを告げると、すぐに諦めて帰ってしまいます。

保険会社の社員たちは多かれ少なかれ、こうした「勧誘されにくい」環境にいると思います。勧められて保険に入るというケースはまずありません。自分で考え自発的に入ることが多いというのが、保険会社従業員の第1の特徴と言えます。

保険会社の社員も多くは保険をわかっていない

では、どんな保険に入っているのでしょう。保険に詳しいのだから、さぞかし賢い保険の入り方をしているのだろう、と思われることでしょう。ところが実態はそうでもありません。保険会社で働いているからといって、わかっているようで、実は保険を理解していない人も多いのです。保険を勘違いして考えている人もかなりいます。

そして保険会社の社員のほうが、平均すると普通の人よりもたくさんの保険に入っています。それは職業上のしがらみから、必要ではないと本人が自覚している保険にも入らざるを得ないからです。つまり、保険会社の社員も一般消費者と同じように保険を理解していない人がかなり多い、そして入っている保険はむしろ多い、というのが第2の特徴です。

ところが、中には保険をわかっている賢い社員たちがいます。それはいったいどんな人たちでしょうか。

次ページ所属する営業部門によって、保険の入り方に違いがある
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