文部科学省が群馬県の放射能汚染の航空機測定結果を発表、北~西部に高い線量率
文部科学省は、9月27日、群馬県の放射線航空機測定の結果を発表した。これにより、福島、宮城、山形、栃木、茨城、群馬6県全域の航空機測定の結果が出揃った。
今回発表されたデータによれば、前橋・高崎より南東部を除く、県の広い範囲で比較的高い濃度のセシウムの沈着と、それにともなう高い空間線量が計測されている。とりわけ赤城山東側~渡良瀬渓谷、武尊山南~西部、子持山周辺、中之条町四万ではスポット的に一段と高い空間線量率になっている。
広域で見ると福島県から南西に向かって栃木県、群馬県へと高い線量の地域が広がっているのがわかる。
文部科学省による航空機測定は引き続き、新潟県、秋田県、岩手県、青森県、神奈川県、埼玉県、千葉県、東京都、富山県、石川県、長野県、福井県、山梨県、静岡県、愛知県、岐阜県でそれぞれ実施され、結果が公表される予定だ。
(出所:文部科学省 写真:東京電力)
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら