会員限定

都市はよそ者に優しい?移民の社会的統合を考える。受け入れ側、移民ともに大都市ほど異文化を受容する傾向が強い

✎ 1〜 ✎ 317 ✎ 318 ✎ 319 ✎ 320
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
広場で会話する多国籍の学生グループ
(写真:metamorworks/PIXTA)
気鋭の経済学者が研究成果を解説するオープンプラットフォーム。【水曜日更新】

欧米諸国では、移民の社会的統合が長年政策論争の焦点になってきた。移民の受け入れは、労働供給を増やし技能や文化の多様性をもたらすなど社会の活力につながった一方、労働市場で競合する人々の反発や文化的摩擦といった問題も引き起こした。

移民増加のメリット・デメリットにどう向き合うべきか、今後どのように移民を受け入れていくのか、議論が続いている。

日本でも平成を通じて外国人人口は急増し、1990年度には90万人程度だったが、2020年度には240万人に増えた。

次ページはこちら
関連記事
トピックボードAD