「ベジファースト」やせない人が犯しがちなミス サラダは逆に「太る原因」にもなりかねない

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毎日少量よりも、食べる日と食べない日を設けるほうがいい

甘いものや脂っこいものは、ダイエットのために毎日少量ずつに減らしても、摂取の頻度が高いと依存性が持続してしまいます。この依存症をリセットするには、「2~3日連続」で摂取を控えるのが大事。それだけ経てば、依存症も消えやすくなります。

食事の自制心も「ルール」の有無で変わるのです。食べたいものは次の日を「ハレの日」として、そこに回すというルールを設定しておけば、ずっと我慢をしなくても済みます。それが「小さな成功体験」となり、自己効力感(できる!)を感じることにつながります。一方で甘いものや脂っこいものを控える日は「ケの日」と呼ぶことにします。

また「ハレの日」の翌日よりも「ケの日」の翌日の体調のほうが快調だと感じることができれば、ダイエットへの意欲はいっそう高まるはず。ケの日の食事が「地味でつまらない」とだんだん思わなくなり、むしろ「やせる方へ向かってる! 体調もいいし」というように、前向きな気持ちにもなりますよ。

(出所:『自然やせ力 運動オタクが運動やめたらー10kg! やせ細胞を120%呼び覚ます養生』より)

お昼はガマンできたのに、夜に暴食の本当の理由

仕事帰りにスーパーやコンビニへ行く場合は、判断力が低下していることを前提として考えましょう。心理学では、判断力は意志力と同じだとされています。「脳の糖質量」が減ると自制心が低くなります。

昼食で血糖値が高くなるものを食べると、夕方には「低血糖」を起こし「判断力」が低下します。夕方の買い物は、淡々と必要なものだけを買うようにしましょう。あらかじめ「買い物リスト」をスマホのメモ機能に入れておくと便利です。誘惑がある売り場に一定時間滞在すると、「買う理由」を脳が探し出そうとするので、気づいてから「5秒以内」に立ち去るルールを決めるといいでしょう。

消化器官(胃・肝臓・膵臓)だけで、内臓代謝=基礎代謝の4割以上を担っています。食べ物が口に入り、胃から消化されるまで最低8〜10時間。腸で吸収、肝臓で解毒されるまで約12時間。これだけ長時間の活動をしているのです。

胃が働きっぱなしだと炎症を起こし、食欲を倍増させます。すると肝臓では解毒が追いつかず毒素がたまって、太る結果をも引き起こします。そこで、内臓を休ませることが重要となります。

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