たとえば、成⻑していく中で、それまでに見たり聞いたりしたものがその子の中に貯まっていきます。するとそのなにかが特定の興味に結びつき、グッと引き込まれていったりします。
この場合、親が子どもに興味がありそうなものを選択肢として提供するのはいいのですが、あくまでも⼦どもの時間とスペースを⼤事にしながらのんびりかまえているようにしてください。
2の場合は、基本的に「じっくり活動する」という姿は⾒えないことが多いです。もののしくみがわかったとたんにやめることも多いので、気持ちにムラがあるように見えるかもしれませんが、⼦どもの中ではきちんと目的が達成されています。
"忙しすぎ"て集中しづらい環境になることも
⼤⼈がサポートできるのは、3と4の場合。
「座っていられないために落ち着きがない」感じを受けるお子さんに多いのが3のタイプ。
この場合はお子さんだけの問題ではなく、親が「あれもこれもしなくちゃ」と思っているご家庭によく見られます。つまり、家での生活が忙しすぎるのです。
「時間通りに〇〇しなくちゃ」とか「〇〇するなら△△」からとか、「そのついでに〇△と◇〇も」など、ものごとを効率化しようとするご家庭が多いのも特徴の一つです。
そんな忙しい生活では、⼦どもはやりたいことの時間を十分に持てなかったり、細切れ時間での活動になってしまう=集中が切られてしまうことになり、集中しづらくなります。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら