堀江貴文「英会話にWould、Couldなんて必要ない」 英語習得に欠かせない3つの実践的メソッド

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質問に対してフルセンテンスで言い返すこと。それだけで代名詞の切り替えや、withやforといった前置詞の使い方を瞬時で自分のものにできる。

ほんの小さな心がけだが、英語というのはこうした心がけの繰り返しで身についていく。日本語が身についていった過程だって、きっと同じだったはずだ。

POINT:英語で質問されたらまるごとパクって自分のものにする。

映画でリスニング力は伸びない

英語学習をしている人の多くは映画で勉強しようとする。たいていリスニング力を鍛えようとするわけだが、これは大きな間違いだ。

ただ聞いているだけでリスニング力をレベルアップさせるには、何百時間も費やさなければならないと言われている。いくらなんでもそんなに時間をかけるのは効率が悪い。

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だから、発想の転換をしよう。

Netflixなど動画配信サービスで映画を1本見れば、1つか2つ印象に残るシーンが必ずあるだろう。映画を見終わったあと、そのシーンの映像に戻り、英語字幕を引っ張り出し、メモしよう。そして、本人になりきって同じセリフを言う。ありきたりな作業だからすぐにできることだが、最初は恥ずかしいのだろう、あまり実行する人はいない。

でも、好きな映画や俳優であればあるほど、「好き」の気持ちから没頭できるはずだ。普通に映画を見て終わるよりも、1つでも英語力のために行動することで、格段に早く英語は上達する。英語本を10冊読むより、1本の映画のセリフにハマるほうが、はるかに使える英語の力が身につく。

なぜなら自分で言える英語は、他の誰かが早口にまくしたてても、聞き取れるからだ。とりわけ好きなキャラクターや俳優のセリフであれば、テンションも上がる。前にも書いたが、勉強は楽しまなければ、継続できない。

少年少女時代によくテレビのキャラクターをまねしたように、映画の中の好きな人物やキャラクターになりきり、1作品につき最低1つでいいから英語をものにしよう。

POINT:好きなものを英語の習得に効果的に使う方法を考える。
 
堀江 貴文 実業家

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ほりえ たかふみ / Takafumi Horie

1972年福岡県八女市生まれ。SNS media&consulting株式会社ファウンダー。現在は宇宙ロケット開発や、スマホアプリ「TERIYAKI」「755」「マンガ新聞」のプロデュースを手掛けるなど幅広く活動を展開。有料メールマガジン「堀江貴文のブログでは言えない話」は1万数千人の読者を持ち、2014年には会員制のコミュニケーションサロン「堀江貴文イノベーション大学校」をスタート。『ゼロ』(ダイヤモンド社)40万部超、『本音で生きる』(SBクリエイティブ)30万部超などのベストセラーがある。近著に『10年後の仕事図鑑』(落合陽一氏との共著、SBクリエイティブ)など。

Twitterアカウント:@takapon_jp
その他詳細はHORIEMON.COM

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