堀江貴文「英会話にWould、Couldなんて必要ない」 英語習得に欠かせない3つの実践的メソッド
なぜあなたは英語が喋れないのか。それは、英語を喋っていないからだ。日本にいて、参考書を開いて、英語と日本語の解説の文字を読んで、たまに付属のネイティブスピーカーのモデル音声を聞いて……それで喋れるようになるはずがない。
英文法の基礎を理解してから……。発音がうまくなってから……。日本人の多くは、外国人と喋る前にできる限りの準備をしようとする。目的があり、それを達成するために準備をすること自体は、すばらしい。でも、それを何日も何カ月も、もう何年もやっている人がいる。
僕がかつて英語を勉強したのは、東京大学を受験するためだった。そのときに身についた英語力だけで、今も日常英会話はまったく問題ない。ビジネスのほうでも、『WAGYUMAFIA』というフード事業では外国人シェフたちに英語で指示を出しているし、また投資家としてさまざまなスタートアップ企業のプレゼンに英語で突っ込みを入れている。
僕は実践で英語をブラッシュアップしてきた。1年のおよそ3分の1を海外で過ごしているため、現地の人と英語で喋ることだって僕にとっては日常の当たり前のことなのだ。
だから、外国人と喋るためだけに、何カ月も何年も準備する必要なんてない。WouldやCouldなんか使わなくても、もっと簡単な英語だけで十分に言いたいことは通じるはずだ。あなたはただ、脅えているだけではないのか。ただ、外国人を前にして恥をかくのが怖いだけなのではないのか。
大切なのは「高度な英語力」ではなく「行動力」
考えてみてほしい。日本に来た外国人たちが拙い日本語であなたに話しかけたときのことを。あなたは彼らを怖がらせるだろうか。言葉が拙いからといって、睨みつけたりするだろうか。そんなこと、あなたがするはずない。
自分のホームタウンであるにもかかわらず、ビクビクしているのは、むしろあなたのほうなのだから。もし逆にあなたが外国に行き、道に迷い、終電を逃し、ホテルに帰るに帰れないという事態に陥ったらどうするだろう? 言葉の違いなんてどうでもいいから、誰かに助けてほしいと思うはずだ。
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