「メンタル不調の私」が"会議"をしたら起きた幸運 「会議は意味ない」と思う人こそ聞いてほしい

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司会「なんと! メンタルの叫び担当、どう思いますか?」

メンタルの叫び担当「ちょっと心当たりあります……」

司会「ううん、参りましたね」

整理と過去の事例担当「モヤッとしているのは、まだちょっとパニックが続いているのかもしれません」

司会「仮にそうだとした場合、どうしますか? 解決策担当?」

解決策担当「はい。まずはパニックを落ち着かせましょう。次に、それを待って自分がパニックを起こしてしまったことも伝えながら、上司にしっかり非礼を詫び、事実をあわせて説明するほうが良いと思います」

司会「なるほど。それは良い考えですね。最終的にどう上司に話しますか?」

解決策担当「まず、開口一番、怒り返してしまった非礼をしっかり詫びましょう。そして次に、当時の自分の状況と怒られた内容があまり自分に関係なかった点について事実をお伝えしましょう。最後に、あまり自分に関係ないのに怒られたことで情報が上手く処理できず、パニックになってしまったことを伝える。そんな順序でどうでしょうか?」

司会「どうですか、メンタルの叫び担当。できますか?」

メンタルの叫び担当「やってみます……」

司会「難しく、厳しいこととは思いますが頑張りましょう。それでは、今回の会議を終わります」

……と、いった具合である。めでたしめでたし。

常に自分のメンタルを複数人で管理

大事なのは、冒頭で述べたように、会議内に「自分の感情や思いを言語化する」、「他人の視点から意見を得る」、この2点を盛り込むことだ。

そして、会議の中で出すべき結論は「不調の理由」「回復のしかた」の2つ。

自分を細分化して複数人にすることで、意図的に他人(メンタルの叫び担当以外)を召喚する。

それは紛れもなく自分ではあるが、それまでの自分とは別視点に立った非常に重要な存在であり、あなたに他方向からの意見や事例を与えてくれる、大事なポジションになることだろう。

このように、常に自分のメンタルを複数人で管理するテクニックが身につけば、必ずあなたのメンタルの不調や不安定を解消することに役立ってくれるはずだ。ぜひ、試してみてほしい。

ちなみに最近の私は1日1回程度は開催しており、そろそろ1万回開催記念パーティーでもやろうかと思っている。

そのときは、シャンパン担当でも呼びつけてやろうと思う。

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アルファポリスビジネス編集部

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