「メンタル不調の私」が"会議"をしたら起きた幸運 「会議は意味ない」と思う人こそ聞いてほしい

ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

皆さんは、機嫌が悪い時に家族や友人に話して落ち着いた経験はあるだろうか?

もしくは、インターネット上のポストや何かしらの情報に触れて、納得したり理解したりして、気持ちの整理がついたことなどは?

きっと心当たりが皆さんにもあると思う。

その本質はズバリ、「自分の感情や思いを言語化したこと」、そして、「他人の視点から意見を得たこと」。

この2つが、メンタルが落ち着いた要因である。

不安定なメンタルを、複数人の自分で管理する

説明しよう。

実は、人間というものはメンタルが不安定な時、その原因を分かっていないことが多い。

直前に何か嫌なことがあったり、不安な未来が見えていたりするなら別だが、人のメンタルは往々にして理由が不明なまま不安定になる。

胸に手を当てて考えてみれば、誰しも思い当たる節があるだろう。

日常によくある「なんかイライラする」。あの時の感情そのものである。

そんな実体不明かつ、つかみどころもない感情は正体不明のままあなたを苦しめる。

なんせ、分からないしつかめないし謎なのだ。それはモヤモヤするだろう。

そんな時、他人と話し、そのモヤモヤを打ち明ける機会ができたとする。

あなたは相手に話すために、そのモヤモヤして不安定なメンタルの理由や原因を言語化する。当たり前である。言語化しないと人は他人と話せないのだから。

そして、言語化するといくらかスッキリすることに気づくだろう。それは単純に、自分のモヤモヤが形のある「言語」になったことで、実態がつかめたことに由来する。

次ページ自分のメンタルを不安定にしているモヤモヤの実態
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事