保護司殺人に「あり得ない」25年活動した女性の声 担い手不足の現実と「信じてあげる役割」の尊さ

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 保護司を約25年間務めた女性は「保護司の仕事はかけがえのない私の人生そのもの」と語る(写真:mapo/PIXTA)

過ちを犯した人の更生に寄り添う

過ちを犯した人の更生に寄り添う保護司が殺害されるというショッキングな事件が起きた。自らが担当していた保護観察中の男性が逮捕されている。

当記事は、AERA dot.の提供記事です

一般にはあまり馴染のない保護司の仕事。元犯罪者と相対で付き合うからには危険も伴うのでは、と思った人もいることだろう。

保護司を約25年間務め、百人を超える元服役囚や少年と向き合ってきた女性から話を聞いた。

事件に心を痛めつつ、「それでも保護司の仕事はかけがえのない私の人生そのもの」と語った。

関東地方在住の女性Aさん。数年前に保護司を75歳の定年で引退した。約25年間、会社を経営する傍ら保護司としても活動してきた。

刑務所や少年院を出てきたばかりの人、執行猶予中の元被告人らの更生の手助けをしてきたという。

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